自分の意見を言うということ

言葉の発信

日本では自分の思ったことや考えたことをはっきり言うと嫌われる。答えが分かっていても手を上げない光景がよく見られます。アメリカに行ってみた姿は、凄く元気にハイハーイと手を挙げている姿があり、何だろうこの違いは。いつから変わってしまったの?と驚きました。
自分の考えは自分の中に大切にあるというのならいいんですが、父任せ母任せ、仲間任せでは困ります。カウンセリングの場では何を言ってもいい場所ですから、自分の判断で意見を言うとか、考え方を見極めるとか、自分の意見は聞いてもらえる・大切にされる意味があると感じ、自己肯定感に繋がります。自分を価値のある存在だと受け入れることが出来る。自分にYESと言える状態。そして何があっても大丈夫と言うことができ、前向きに人生を歩むことが出来ます。
学生の時、アメリカにホームステイをしてアメリカでは自己主張をしなければ取り残されてしまうと学んだらしく不平不満のばかり目立つ人がいました。自分が責任をもってないかをするのではなく、あれもこれもと。

自由の尊重

ある人がその人の両親に、子供さんの教育方針について話をきいてみると、その両親は誇らしそうに「私達の家では子供の自由を尊重してきました。私たちは友達家族なんですの」と答えられて驚きました。なんでも子供の自由にするなんて馬鹿な家庭があるのか?子供サイズのものはない、不自由だ。その不自由さをバネにして鍛えられ自由になる。小さい時から段々と鍛えられていって自主的判断も行い、責任を持てるようになったら自由にやりなさいということだと思います。